大好き。
xxx
これは…期待していいんでしょうか?
「優ちゃん?」
「あ、ごめんなさい。ボーっとしてました」
だから、もう先輩に振り回されないように今説得してる。
「…えっと、先輩彼女いるらしいじゃないですか」
「うん、いるよー。超ラブラブ」
「だったら尚更もう構わないで下さいよ」
「何で?」
「そのエネルギーを彼女に使ってあげてください!」
「あはは、それもそうだね」
もう心配なさそうだし、と笑う。
よし……先輩の問題は解決っと。
しかし!
まだ問題が残ってるのだ!
……今日は全然水城と話してないから、どうすればいいかわかんないんだよね。
ちょっと気まずい…かも。