ヴァンパイアと人魚姫
朝食を食べに行くとテーブルには、いろんな食べ物があった。

「ひっ!あっあっ!!」


私はテーブルに並べられている物を見て顔を真っ青にした。


「おい!大丈夫かサラ?」


エレスが心配そうに顔を覗き込んできたが私は、平気な訳がなかった。


「さっ魚が…」


いつも一緒に泳いでいる魚達が、料理されていたのだから…


「大丈夫ですかい?お客様。」

私の顔色を見て店の人が心配そうに近づいてきた。


「すみません店主。彼女、魚アレルギーなんですよ。申し訳ないんですが魚の料理を下げてもらっても宜しいですか?」


エレスがそう言ってくれたおかげで魚の料理は下げてもらった。
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