ヴァンパイアと人魚姫
私は落ち着くとエレスと一緒に、朝食を食べた。

「ごめんなサラ。俺が最初に店主に言っとくべきだったな…」

「エレスは悪くないよ。私こそごめんなさい…。魚達のあんな姿見たら気が動転しちゃって…」


「しょうがないさ。仲間なんだろ?」


エレスの言葉に私はコクンと頷いた。


「それより、今日は町の人達に聞かないとな。」


エレスは朝食を食べ終えるとお代を払ってくれた。


私達は、宿場をでて情報集めにとりかかった。
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