【続編】カゴの中身
たくさん話してたくさん食った。



腹がいっぱいになって眠くなった双子と天を沢口さんが寝かせに行ってくれて。



「善、待ち合わせの時間じゃないのか?」

「あっ、行ってくる!!」

「待て待て。落とすなよ?」

「なんかあったら電話する~」



友達と遊ぶ約束をしていた善に防犯用にケータイを渡した。



よし、かなり静かになったな。



「留宇、コーヒー」

「じゃあ厘お願い厘お願い」



留宇から厘を受け取り、珍しくご機嫌の厘に顔が緩む。



お前は俺を父親だって認識してんのか?



「やっぱりビックリですね~。噂と違って」

「そうですか?」

「意外な一面を見れてホッとしたと言いますか」

「恥ずかしいですよ」

「藤間社長が持ちかけてくださった話、進める方向で検討させていただきます」

「それはありがたい」

「社長から学ぶことが多いような気がします。家内も奥様のファンみたいなので」



留宇ってどこいっても愛されキャラだな…。



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