足音さえ消えてゆく
「・・・」

「大事なことさね。考えてごらん」

 そう言って、英美はインゲンの水を切り、味噌とからめだした。私は、固まったままぼんやりしていたが、一呼吸つくと、そのまま英美の手伝いを続けた。




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