桜の季節の甘い恋
「「さようなら~!」」



みんなの声がはもり、クラスのほとんどが廊下に出た。



私はプリントをカバンにしまった後、奈美の席に向かった。




「奈美、帰ろ~!」



「いいよ~!」




そして、教室を出ようとした瞬間、




『ドンッ』




誰かにぶつかってしまった。
< 18 / 123 >

この作品をシェア

pagetop