報復サイト~正義の死(バツ)を~
  

 悟は、はっきりと今後の注意事項を言った。愛未は何も言えなかった。


「わかったのか、愛未。」


 少し大きめの声で言われて愛未はハッと我に返った。


「大丈夫か?」


「うん。お兄ちゃんの言うこと聞く。」


 愛未は健気に笑顔を作って言った。悟はそれに気がついて愛未の頭を優しく撫でた。


「何よ。」


「い~やぁ。可愛いなぁと思ってさ。」


「っ!!」


 愛未は顔を真っ赤にして兄を殴った。悟はくすくすと笑っていた。


「今日はどうするの?」


 愛未は兄に聞いた。


「今日は明月学園の樹莉さんの同級生たちに逢いに行く。」


  
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