報復サイト~正義の死(バツ)を~
  

 沙織は、静かに言った。看護師は、ゆっくりと近づいた。


「点滴を交換しますからね。」


 看護師は、点滴交換をテキパキと早くこなした。


「ねぇ…聞こえるでしょ?聞こえる…わよね…。」


 沙織は、静かに言っている。看護師は、何も聞かないフリをして仕事に集中した。


「ねぇ…きいてるぅ…。」


 沙織の声のトーンが変わったのが看護師には解った。


「じゃあ、失礼します。」


 看護師は沙織に言って部屋を出よるとした時だ


「ぎいでいるのがぁぁぁぁ!」


と看護師の腕を女とも思えない力で掴んで叫んだ。
 看護師は、一気に青ざめた。


「あっ…あぁ……。」


 看護師は、ひ弱な声が漏れた。


「ふふふ……逃げることはない。お前も喰ってやるぅ……。」



  
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