報復サイト~正義の死(バツ)を~
内橋さんに点滴をして休ませます。」
婦長は言ってナースステーションに戻って行った。
「おいじぃねぇ……次の獲物は……まぁだかなぁ……。」
「ここで降ります。」
言って悟は先にタクシーを降りた。愛未も兄のあとを追って降りた。
「お兄ちゃん、ここ?」
愛未に言われて悟は頷いた。
そこは、閑静な住宅街だった。目の前に大きな白い豪邸がある。そこが、目的地だ。
「こんにちは。先程お電話した高津新聞社の楠木です。お話しを伺に来ました。」
悟は、インターホンを押して声をかけた。
「どうぞ。」
しばらくしてから玄関のドアが開いて男が出てきて家の中に招いてくれた。
「失礼します。」