報復サイト~正義の死(バツ)を~
  

 沙織が聞くと黒猫は、また一声鳴いた。沙織は、少し気を許した。


「帰るところ…ないの?」


 沙織が聞くと黒猫は鳴く。沙織は、くすっと笑って黒猫を抱き上げて当てもなく歩き出した。


「ねぇ。君、今夜どう?」


 沙織が、黒猫を抱いて当てもなく歩いていると後ろからそう声をかけられた。沙織が、振り向くとサラリーマン風の男が立っていた。


「ねぇ、どう?」


 沙織は、黒猫を見つめた。すると、“行きな”と鳴いた。
 沙織は、行く当てもなかったので黒猫の言うことを聞くことにした。


「この子も一緒でいい?」


 沙織は、可愛くぶってサラリーマン風のオヤジに言った。


「もちろんだよ。行こ、行こ。」


 オヤジは、瞳を輝かせながら言った。


  
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