報復サイト~正義の死(バツ)を~
  

 喪主の父親は、言った。少女は、くすっと笑って


「私は、哀れな子たちの代理人。」


と、はっきり言った。


「出て行きなさい!」


 喪主の父親が怒鳴る。


「私は、杉並侑菜さんをイジメていました。初めは、仲が良かったのに…私は彼女を先に亡くなったみんなと一緒にイジメていました。私は、心優しい娘ではありません。きっと…私は、侑菜に殺されるでしょう……。」


 少女は、一枚の紙を取り出して読んだ。会場内がシーンとした。


「これが、内橋沙織さんの遺書です。信じなくてもこれが、真実です。」


 少女は、にっこり笑って言った。すると、喪主の父親が少女から遺書と見られる手紙を無理矢理もぎ取った。


「あははは……ふふふ…私は、消えぬ永久に……。」


  
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