報復サイト~正義の死(バツ)を~
家に帰ると、誰も居なかった。いつものことだ。彩禾は、黒猫と一緒に家に入った。
「今日はお前と二人だけ否、一人と一匹だね。」
彩禾は、言って一人でクスクス笑った。すると、黒猫が慰めるように鳴いた。彩禾は、頭を優しく撫でてにっこり笑った。
「さぁ、お前は何ご飯がいいの?」
彩禾は、黒猫に言った。黒猫は、“なんでもいい”と言うように短く鳴いた。彩禾は、またため息をついてキッチンに立った。
「仕方ない。カツオぶしご飯でいい?」
彩禾は、聞いて黒猫のご飯を作り始めた。黒猫は、ソファーに座って彩禾をじっと見つめた。
「♪~♪♪~♪~」
彩禾は、鼻歌を歌いながらキッチンに立ってご飯の支度を続ける。
「にゃあぁぁぁ。」
黒猫が、優しく鳴いた。