報復サイト~正義の死(バツ)を~
  

 少女と侑菜の声が重なった。マイナスオーラが強まる。


「うっ!」


 乾は、首を押さえて床に倒れ込む。



「<ふふふ…あははは……お前は…だぁぁれぇぇ?>」



 少女と侑菜は、乾を見下ろして言った。乾は、自分の力では太刀打ち出来ないと…解った。しかし……解った時には、遅かった…。



「<私を…敵に廻して……馬鹿だったわね…。>」



 言われて乾は、瞳に泪をためて…小さく頷いた。



「<ふふふ……あははは…私は、消えない…。この“呪い”を完遂するまで……。>」



 その言葉を聞きながら乾は、静かに逝った。


  
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