あなたを好きということ

けど、それでもあたしは放心状態で・・・
その後もあたしは、山本の後を
追おうとした


2回目は、事故にあいそうだった
夜で・・・周りは真っ暗だった

スッと道路に出た途端
後から手をグッと引かれた


「琴芭!しっかりしろ!」
そうやって、次に助けてくれたのは
まぎれもない正輝だった


「・・・死のうなんて思うなよ」
そう言って、悲しそうな顔で見つめてきた



あたしは、なんてバカだったんだろう
2度も友達に命を救われた
命を粗末にしようとした・・・


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