あなたを好きということ

「・・・え?」



目の先には、すっごい笑いながら歩いている正輝
と手を繋いで一緒に歩いている女の人。


すっごい・・・楽しそう。




『琴芭!!!』


そう言って楓は、あたしの目を手で隠した


『琴芭!おちつけ!』

「・・・楓。手のけて」

『今は見ない方がいい』

「いいからのけて。
 ちゃんと・・・みたいの」




楓は、あたしの言葉に分かったといい
手をはずした。


見えるようになった目にうつるのは
まぎれもない正輝と綺麗な女の人。


「ふっ(笑)
 あんな綺麗な人いたなら・・・
 言ってくれればよかったのに」


『琴芭・・・』


< 82 / 202 >

この作品をシェア

pagetop