あなたを好きということ
「・・・え?」
目の先には、すっごい笑いながら歩いている正輝
と手を繋いで一緒に歩いている女の人。
すっごい・・・楽しそう。
『琴芭!!!』
そう言って楓は、あたしの目を手で隠した
『琴芭!おちつけ!』
「・・・楓。手のけて」
『今は見ない方がいい』
「いいからのけて。
ちゃんと・・・みたいの」
楓は、あたしの言葉に分かったといい
手をはずした。
見えるようになった目にうつるのは
まぎれもない正輝と綺麗な女の人。
「ふっ(笑)
あんな綺麗な人いたなら・・・
言ってくれればよかったのに」
『琴芭・・・』