sky blue
「本当に.....俺でいいの?」

鈴君の弱い声。

「俺なんか好きでいいの?」
「うん。」

鈴君の腕に力が入る。
しばらくの間、そのままだった。

沈黙のあと、

「俺。。。
 ずっと瑠璃のこと好きだった。」
「ありがとう」
「もう、一生離さないから。」

そういう鈴君の声はふるえていた。



桜が風に舞い、まるで私達を祝福してくれてるようだった。
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