*短編*はつこい



バレンタインデーの次の日



いつもと同じ朝だけど違う



何か霧が晴れたみたいな
長い間モヤモヤしてたことが
スッキリした



俺は一ヶ月も待ってやらへん



教室に入ると
もう優梨が自分の席にいた



ちらっと優梨の方を見る



昨日の出来事がなかったように
隣のクラスから来てる紗希と
楽しそうに喋ってる





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