*短編*はつこい



そう言えば小学生の時は
私の方が背高かったよな‥



今は私が月人を見上げてる



いつの間に
こんなに大きくなったんやろ



「優梨‥さっきからどしたん?」



「ううん‥何でもないよ。」



そう答えながらも
顔に絞まりのない私



「優梨どこ行きたい?」



私は迷わず答える



「バッティングセンター」



「えっ‥マジで!?」


「うん!マジで」



だってどんな月人も好きだけど
野球してる月人が
一番好きだから



久し振りにバッティングしてる
月人をじっくり見たかったんだ





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