私のあなた

「めっちゃくちゃ好き」

私をチラッと見てそう言った



「……また冗談でしょ〜?」


冗談なはず
やだ…宏が離れてっちゃう


私は救い求めるかのようにもう一度質問した

でも期待した答えは帰って来なかった


「まじ。今回は本気だから」

そう言ってソファーに寝転んだ




イヤだ


私の頭は真っ白になった

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