6年目の愛してる




「紗絵、おやすみ。」


「コウくん、おやすみなさい。」





その言葉を交わして眠りにつくことが



私の胸を熱くした。



涙が出そうなくらい幸せな瞬間。



私が完全に眠りの世界に入り込むまで



コウくんは私の頭を撫でてくれていた。








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