愛され女の秘訣〜初めての恋〜
あたしは 明が挙動不審になっているのに気付き 声をかける。


明は ハッとしてニカッと笑った。

『そっか♪』


『無理しなくていいからね。』


何気ない 会話。


あたしは 優しく問う。


『なんか飲む?喉渇いたでしょ。』


明はソファーに腰かけている。


『うん。ありがと!』



一瞬振り向いた顔は




まだ泣いていたんだと思う。
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