春夏秋冬【短】
えぴろうぐ



拝啓
榊ののか様



君がこれを読んでいるということは、僕はもう居ないのでしょう。










できることなら、君を縛り付けておきたかった。


けれど、それでは駄目なのです。



だから、


僕が君に繋がれることにします。






君のことを、愛おしく思う。




ほら、


これで寂しくないでしょう?



心だけでも、
ずっと、君の傍に。




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