隣の先輩

第12章 楽しい休日

　梅雨に入った頃、咲と愛理の誕生日プレゼントを買いに行くことになった。


　その日は一歩早い夏のように暖かい日だった。


　咲と待ち合わせをしたのは私の家の前だ。


　私の家の先に依田先輩とこの前買い物をした場所で買い物をすることになった。


咲に聞くと、その辺りがこの辺で一番可愛い店が揃っていたらしい。


　依田先輩は誰かに聞いてあの辺りをうろついていたのかな。


　それとも前から知っていたのかな。


　咲から下についたとのメールが届き、家を出る。


　私は黒のマーメードスカートにピンクのカットソーを着ていた。


　下まで行くと、手にバッグを手にした咲の姿があった。