猫耳姫とメガネ王子
だけど、今日は大切な日で……。
どうしようかと考えていると、壱がスッと身をかがめて、私に身長を合わせてきた。
「な、なに?」
「俺、唯の体を直したいんだ。
もし今後同じような事が起きたとしたら、また困るだろう?
その前に、猫耳になった原因を突き止めたいんだよ」
グッと肩を掴まれて、真剣なまなざしでそう言われると、断ることなんてできなくなってしまう。
どうしようかと考えていると、壱がスッと身をかがめて、私に身長を合わせてきた。
「な、なに?」
「俺、唯の体を直したいんだ。
もし今後同じような事が起きたとしたら、また困るだろう?
その前に、猫耳になった原因を突き止めたいんだよ」
グッと肩を掴まれて、真剣なまなざしでそう言われると、断ることなんてできなくなってしまう。