猫耳姫とメガネ王子
「唯、泣いてるの?」


心配そうな壱の声。


よし、このまま騙されろ!!


押しの一手といわんばかりに、「ふぇ……っく」と、鳴き声まで上げる。


その時、壱の大きな手が私の両肩を優しく掴んだ。


「壱……」
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