猫耳姫とメガネ王子
ここまでガラガラなら迷子になることはまずないけれど、念のため。


「ね、羽広げないかなぁ?」


「さぁ、どうかな?」


孔雀に興味のない俺は、その場に立ったまま他の檻に視線を移す。


ニホンザルやアライグマの姿は見えるけれど、肝心の像だとかキリンだとかの姿がない。
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