猫耳姫とメガネ王子
本当は食べ終わったら帰るつもりだったのだけれど、少しくらいなら、まぁいいか。


そう思い、私は壱と一緒に階段をのぼる。


「どうぞ」


壱がドアを開けてくれて、部屋に入ると、これまた変わっていない懐かしい光景が広がった。


「これ、まだ持ってたんだぁ!」


本棚の上に置かれている小石を見て、私は笑顔になる。
< 32 / 473 >

この作品をシェア

pagetop