キョウアイ―狂愛―
二人は互いを見つめ合う。
クレアは瞳を濡らしながら愛しい半身を映し、
サイファの見開かれた目からも一筋の涙が流れ落ちた。
「……僕と一緒に死んでくれる……?」
サイファのまだ半分は信じきってはいないような問いかけに、クレアはにっこりと美しい微笑みを見せた。
「それこそが我の元よりの望み……」
サイファはいつだって生かそうとした。
我は、最後だけは共にありたかった。
「……嬉しい」
俯くサイファの瞳から涙の雫がパタパタと落ちた。
クレアの足元にある銃を手にする。