他校の君。【完】


謝るあたしに一臣君は『謝る必要は無い』と笑う。

そんな一臣君が優しいなぁ、って思っていると、


「弓道部のとこってどこ?」


場所を聞かれた。

もしかして前に言ってたウサギのぬいぐるみを取ってくれるのかなぁ?


「グラウンドにお店があるの」

「そっか。連れてって?」

「うん」


コクンと頷いたあたしは賑わう廊下を抜けて、グラウンドの方へと向かった。


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