My fair Lady~マイフェアレディ~
俺はそれを聞きながら奴の身柄をどんどん切り刻んだ。
痛みに悶えながら喋る男の話を全部聞き終えると、俺はニッコリと笑った。


「心配する事はない。俺が大事に大事にもらってやる」


俺の台詞に男は言葉を失くした。俺はそんな男の顎を掴むとそのぽっかり開いた口に噛み付いた。

「ん~~っ!!んーーー!!」

その口を俺の口で塞ぎ。そして……。

ゴポリと血があふれ出し、男は白目を向いていた。俺はぺっと血と唾液まみれの男から噛み千切った舌を吐き出した。

口を拭い、俺は男の持っていたペットボトルの水を拝借し、うがいをすると証拠を一つ一つ丁寧に消していき、メッセージを残していく。ふう、と一息をついた。


そして、男の首から緑の宝石を取る。

服の裾で何ども何ども磨いた。キラリと光る輝き。ああ、愛おしい。

俺はそれを大切にポケットにしまった。


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