My fair Lady~マイフェアレディ~
気分がいい。


肉も少し齧らせてもらった。

腹も膨れていてまだ興奮が冷めない感覚だった。
俺は先程の自分の言葉を思い出していた。


「そうなんだよなぁ。あの子供の中に俺のレオンが……」


そっと、子供の前に立った。

驚いた事に子供はパッチリとその大きな目を開いて俺を見ていた。

見られたかと思いきや、子供はきょとんとした顔で俺を見ている。
状況が掴めていない様子だった。


俺は喉奥で笑い、スッと屈んで子供と顔を合わせた。

女の子の様な容姿の可愛らしい子供だった。あの男とはまったく似ていない。

男の子は母親に似ると言うし、この子供も母親に似たのだろう。良い事だ。

俺は自分の名前を名乗り。その子供を抱き上げた。



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