君死にたもうことなかれ
同時に徴兵制によって召集した新兵達には、兵士としての教育を施していく。

かつての旧日本軍を思わせる、国民総動員での戦闘体制。

国内は勿論、各国から批難を浴びるのは分かっていた。

それでも。

こうしなければ日本は滅びてしまう。

国を守る為に。

神獣による『侵略行為』から愛する大地を守る為に。

専守防衛に努めると数十年に亘り口にして来た日本は、遂に自らの手で戦う為の武器を手にしたのである。

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