☆マーメイドLOVE☆
私の目の前には美しい宮殿がある。
「お父さま!」
「アシェル!なぜ?」
私はお父さまをみつけ泳ぎだす。
「お父さま。しょうしょう困ったことになったのでしばらく宮殿にいさせてください」
「まぁ、その容姿では仕方なかろう」
私はお父さまと宮殿の中に入っていった。
「お父さま、陸の国の王族とはなんなのでしょう?」
私は陸で生活していた時にもうわさなどで聞いていた。
なんでも、王族以外と結婚できないよう。
「それはな・・・そのくにの王族がアシェル姫の子孫だからだよ」
「??」
「アシェル姫の父王はその王族にも呪いをかけた。そして・・・王族は兄弟、従姉でしか結婚して子供ができないようになった」
お父さまは悲しそうな目をしている・・・
「では、別に好きな人がいても王族としか結婚できないの?それは・・・前世の私のせい?」
お父さまは答えない。
でも・・・分かっていた。
「私が生まれたのは・・・そののろいを解く為」
「そう、そしてその王族は長生きできない・・・だから、早死にする」
私はお父さまにまた衝撃的なことをいわれた。