生徒会
「遊助ずっとあの子と喋ってるんだよ!ありえない!」

沙羅ははぁっとため息をつく。

玄関で待って少したつと遊助がきた。

「わりぃ!」

私たちはマックで喋ってからいつも帰る。

高校の近くのマックに寄って暗くなるまで喋っていた。

「そろそろ帰るか」

私は沙羅と弘樹とわかれて遊助と一緒に帰る。

「お前さ…入学式のとき赤い髪のやつと喋ってたよな?」

「うん。隣の席なんだ」

「あんな不良と喋んなよ」

「遊助こそ…女の子と喋ってたじゃん」

「小学校のころよく遊んでたダチなんだ」

「ふぅん…」

次の日も4人で登校する。

沙羅と遊助とわかれて自分の教室にはいろうとした瞬間、ガシッと腕を掴まれた。

「ちょっとこい!」

小川くんはそう言って走り出す。
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