PURELOVE
『あぁ、確か吹奏楽入ってるみたいだけど…』


「え!すごいね!じゃあ、楽器使えるんだぁ~」


『らしいけど、完璧幽霊部員みたい』


「あ、そうなんだ…」


『そうしないと、あたしと会えないからね♪』


「そ、そう…ラブラブだね」


『まぁね!じゃあ、また月曜日ねぇ~♪バ~イ☆』


「うん、バ~イ☆」


ホントに何で電話したんだか分からなかったな…











あたしはこの時、自分にこれからとんでもないことが起こるなんて、全く思っていなかった。
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