好き。





数分後…






自転車だから、
モールに早く着いた。






「テンション上がるねえ!」


「…そー??」






中3の時とか毎日の様に来てたからなあ…






見慣れたエスカレーター。



エスカレーターを登った突き当たりがゲーセン。




もちろんそこには


不良がウジャウジャいる。


多分、連れもいる…






「あれ、未耶じゃん!相変わらずスカート短けぇな」





そうあたしに声をかけたのは、
元カレの村瀬崇史(ムラセタカシ)。

イケメンで不良で
まぢいい奴なの。






「お~崇史!久しぶり」


「お前またちっさくなったか。このチビ♪」


「なんだとコラ!このへたれ男が」


「あぁん?!誰がへたれじゃあっ」


「へっ♪」






そんな会話をしているあたしと崇史を見て悠里は
呆然としていた。






「あれ、誰このお嬢さんは」






崇史が悠里を見て言う。






「あぁ、高校でなついた…友達…??//」






友達って


久しぶりに言ったかも…







「へぇ、可愛いね♪目がくりくり」


「めっめっ…滅相もないですっ…!!」






悠里が顔を真っ赤にして言う。

この反応は…期待出来るな…♪








「んじゃ、またね、崇史」


「おぅ、またな♪そこのお嬢さんも」


「あっはっはいっ//」






―…






「悠里、崇史に惚れた??」


「はへっ?!」






プリ機の前に移って、
悠里に問う。






「図星か!(笑)」


「違うもんっ未耶は崇史くん…と、どういう関係なの??」


「元カレ」


「えっ」






ガーンΣ( ̄□ ̄;)と


悠里の顔に書いてある。











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