好き。
誤解

└内緒のデート前夜



―…


「送ってくれてありがと」

「おう。気にすんな!」






いいって言ったのに
雄太は家まで送ってくれた。






「んじゃ、またな」


「うん」






雄太は自転車で来た道を戻って行った。


広い背中はどんどん小さくなって


雄太が見えなくなるまで見てた。






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