ふたつの想いが重なるころ
「あたしが協力したげるよ」
「ほんまか!?」
「誠にはいろいろお世話になったしね。
あたし東京では恋のキューピットとか言われてるんやで」
「そうなん?
夕も成長してんやな」
「なにそれ~!」
「だって前は相談とかされても、焦って何も答えられへんかったやん」
「確かにそうやけど………」
「せやろ!?」
そう言って誠は笑った。
その顔がなんだかかっこ良く見えた。
今の誠なら大丈夫な気がした。