キミに極上の恋物語を



揺れるのは白いカーテン。



「大丈夫か」

「うん…」



夕陽が差し込んだベッドの横で、斗真くんは小さな椅子に腰掛けた。

そしてこんなときに、私ってば空気も読めてない最低な質問。



「……さっき女の子来てたね。彼女?」



ここで使う勇気じゃないよね。



「ホントにそう思ってんの?」



さすがに斗真くんも機嫌を損ねたのか、逆に私の質問に、すごく真面目な顔で返してきた。

勝てるわけ、ないか。



「あいつだけじゃなくていろんな奴が持ってくるぜ。飲みもんとか食いもんとか。まぁ助かるから、断る必要もねぇしな」



でも、もう限界だったんだよ。

わからないままの関係と、進められない物語。



「華がオレのものになるなら、全部断るけど?」

「……」



そして応えられない
弱い自分。





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