★まいんどはーと★
 



「そっ、そんなに笑わないでよ…」




あー!!


恥ずかしい!!


もうちょっと、可愛い表現出来なかったの?!



あたし!!




『あーごめん、ごめん…それより、胡桃…お前家についたか?』




「あ、うん…今丁度、家の中に居るよ」




『そっか、良かった。そー言や、あいつらいるか?』




えっ…?



あいつら…?




「えっ?…あいつらって…家に入ったら誰もいないケド…」




あたしがそう言ったら、亮司お兄ちゃんが驚いた反応をした




『えっ? そんなはず…ねぇーっんだけどなぁ…』




「…あぁっ!…翔馬ぁ…」



あれ…?



何か…声が聞こえる…




「あ、待って…!!亮司お兄ちゃんが言う人がいたかも」




『えっ?…ちょっ、胡桃?』




そう言って、声をする方へ進んで行った




「こっから、声する…」



部屋のドアをノックした




「あ、あのー…すいません…」




「あぁ…!!しょ、しょう…まぁ…いいっ」



「おい…あんまり声だすなよ」




んっ…?


聴こえないのかな?でも…何か…おかしい…




異変にきずいたあたしは、無謀にもドアを開けてしまった…




「あの、すいません!! 今日から…てっ、きゃあぁぁ!!」




『おい!!胡桃?!』




あたしは、あまりの衝撃に叫んでしまった…




な、なにこれ…?!



上半身裸の男女が二人…




「きゃぁっ…!! あっ、あんた誰?! 翔馬!!あり得ない!!」




そう言って、女の人が服を握りしめてあたしにぶつかりながら出て行った




 


< 19 / 89 >

この作品をシェア

pagetop