恋水晶
15分くらいして、メールが返ってきた。


いきなりのことだったから向こうも驚いたのだろう。普段返信が早い勇樹も、今回は少し時間がかかった。


携帯を開いて、メールを開くと、さくらは一瞬目を疑った。


そこには「いやだ。」と書かれていた。


さんざん色んなことをしてきて、まだ一緒にいろというのか。


それともなにも自覚してない?


さくらはもう勇樹と一緒にいるなんてできなかった。


その日はそのまま勇樹にそそのかされてメールを終えてしまった。


その後、別れさせてくれない、なんとも苦痛な期間は気付けば2ヶ月が経過していた。
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