月の満ち欠け 巡る星々【詩】

*のびる枝

「のびる枝」


それは枝だ──


まるで1本のようにも見える道

目の前にあるのは
 本当に1本なのか……?

見方を変えれば見えてくる

それは枝だ
 いくつもの 無限に分かれた枝

「本当にそれが最良?」

どこからともなく声がする。

「他に道は無いのかい?」

自分にはそれしか見えていなくとも

実は色々な方法があるのかもしれない


見えるものだけに囚われないで

「道は1本だ」

などと 思ってはいけない


自分が変われば

広がりは見えてくる──

あなたは
 目の前の道を決めつけてはいませんか?


2010.3.19
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