強さ、時々弱さ
あたしはジャージを借りて
更衣室で着替えを済ませた。
「あっははは!
手も足も出てないっ!!
俺でも大きいから、
南野さんじゃやっぱこうなるよなっ」
古坂君がけらけらと笑う。
でも学園のアイドルというだけあって
やっぱりかっこいい・・・
「もしかして南野さん
照れちゃってる?!?!
ごめんごめん、そんなつもりは
なかったんだけどっ」
「べ、別に気にしてないから。
大丈夫だよ。」
あたしはこの学校の
いじめられっ子なのに
皆あたしの事なんて
気にかけてくれようとしないのに…