花よりも美しく


動揺する理生に、真子も珍しく動揺してしまう


「どうしたんですか?私がお見合いするの、そんなに変ですか??」

「変とかじゃなくて・・・。なんで、見合い・・・?」


とりあえず座席に座り直して、真子は理生の顔を見る


「親の頼みですし、会うだけならいいかなぁ、と思ったので・・・」

「・・・・・・えっと・・・あの・・・・・・・・・」

「───本当に中途半端ですね。はっきりしない」


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