~Snow White~『最終巻』
「社長室に来るようにですって。」



気の重い竜平からだった。



「ほら、およびだよ~」

聞き耳をたててる奴らが言った。




智久はため息をついた。



「失礼します。」


竜平はパソコンを開いていた。


「昨日はどうしたんだ?
連絡もよこさないで。」



「すみません。
大学時代の友人と飲みに行ってて
携帯は充電切れで・・・・
朝見て驚きました。」



「まったく
真冬がうるさいったら
ありゃしなくて・・・・・・」



「そうでしょうね~」


キーボードの音が響く
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