星をはりつけて



王のもはや日課というべき行い。



それはたった一人で星を見上げるというもの。




薄い金と青が瞳孔を丸くして、月の姿無い漆黒にへばりついた星を見上げました。












…はて?


今日はやけに光がはっきりと見えるものだ



王の白みを帯びたその眼にも今日の星の大群はそれはそれはギラギラギラギラ輝いていました。





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