恋の行方
これでしばらくは居座るなぁ…。


私はだらんと頭をたらして厨房の方に注文を伝えに行った。

『あら~。あちらのお客様冬月ちゃんのお友達?』


「え、あ、はい。クラスメートで…。」

40代前半(独身)のオーナーが目を輝かせて話かけてきた。


…嫌な予感…。


『二人ともいい男ね~っ!!ちょっとコレサービスしてくるわ♪』


と、ケーキやらクッキーやらをせっせと運び始めた。


「おっオーナーっ!!もう、いいですから(汗)」


テーブルいっぱいに広がったお菓子達。
まだまだ、大好きなイケメンにサービスする気のオーナーを止めに入り、呆気に捕られる利央達に苦笑いしながら、厨房に戻ろうとした。


その時。


チリン
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