桜咲け!
恋する桜!
気になる・・・。
めちゃめっちゃ・・・気になる・・・!!
五十嵐クンの視線が!
見られてる!絶対!見られてる!
振り返ったら五十嵐クンと目が合った。
五十嵐クンはアタシに口パクで何かを言っている。
『弁当・・・うまかった・・・』
アタシの推測だと・・・多分こう?
だからアタシは
『ありがとう!』
って一応口パクで伝えた
アタシの顔が赤って面白かったのか・・・五十嵐クンは妖艶な笑みを浮かべた。
ますます赤くなってるのが分かる
キャ~・・・!!恥ずかしい~!
でも・・・幸せ?かも~♪


これが五十嵐クンとアタシの『友達』としての最後の会話だった・・・。



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