だからこそ




卒業式の日誠に当たり前のように捕まった



「唯?意味わかんないんだけど…」


私を見つめ怒ってるように見える誠は理由を聞かない限り話してくれなそうだった



「もう、無理だって思った」


そう呟くと、


「何で?」

とすぐさま聞いてきた


「格差かな…いろんな意味での…格差を感じたらもう無理なんだって理解しなきゃだから…」


ある意味本当の理由を述べた



「格差?無いよ!そんなの」

「あるよ!!」


私は力いっぱい声を出した

誠は驚いていた



「どっちにしろ、私はもう付き合いたくない」


そう答えると、私は立ち去った

最低な人間を固めて立ち去った



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