愛す
――ねぇ
奏多?
神龍を抜けてからずっと何をしてたの?
「俺だけじゃないんだぜっ」
嬉しそうに言う勇悟。
『何が?』
「俺たちは、奏多さんと涼さんに救われたんだ。」
…涼さん
雷龍二代目総長
奏多の後をついだ人で慎のお兄さんでもある人。
奏多とも仲が良かったのだろうか――
――奏多のことは理解しているつもりだった。
だけど何も理解できてなかった自分が情けない。
奏多あなたは一体雷龍というチームを作って何がしたかったの?
あなたは無駄なことはしない人だった。
何か目的があったんじゃないの?――